【NEST2017】ピッチイベント登壇者紹介: Morning Pitch (トーマツベンチャーサポート)


日本初の新企画ピッチイベントとして今年のNESTの場で展開する「NEST STARTUP CHALLENGE」。
公募を通して集められた複数のスタートアップが登壇してプレゼンテーションを競う一般的なピッチイベントとは異なり、政府、地方自治体、民間、海外から代表的な「エコシステムビルダー」11社がNESTに集結、それぞれが推薦するスタートアップとともに登壇します!
   
テーマの「Startup Showcase」に沿って、登壇するエコシステムビルダーに焦点を当て、彼らがどのような志や想いでスタートアップ支援を行っているのかについて紹介するこのコーナー、今回は、毎週木曜朝7時から開催しているピッチイベント「Morning Pitch」のプロデューサー、トーマツベンチャーサポートの納富隼平氏にお話を伺います。ベンチャーキャピタルを中心としたエコシステムが、「Morning Pitch」の登場により、ベンチャー企業と大企業の事業連携を目的としたものへ広がりを見せています。
   
Morning Pitchが目指すスタートアップエコシステムとは?
   
Morning Pitchが目指しているスタートアップエコシステムは「あらゆるベンチャー企業があらゆる人に届くこと」。
   
日本、そして世界には数え切れないほどのベンチャー企業があり、その多くが社会課題を解決し、誰かの役に立つことを願っています。しかし、ベンチャー企業は裏を返せば零細企業でもあり、誰もが簡単に見つけられるわけではありません。
   
そこでMorning Pitchというイベントが登場します。「ベンチャー企業と大企業の事業提携」を切り口として、我々が毎週厳選された5社のベンチャー企業を皆さんに紹介し、マッチングを図ります。すなわち、ベンチャー企業が大企業と事業提携という成長の機会を得て、より大きく、そしてより早く成長するために我々は活動しています。
   
今回、推薦するスタートアップについて教えてください。
   
Morning Pitchが推薦するスタートアップは日本環境設計。毎年年末に開催されている「Morning Pitch Special Edition」の最優秀企業の1社です。
   
日本環境設計の技術は「リサイクルで集められた洋服を、燃料やまったく新しい洋服を作るための原料に生まれ変わらせる」こと。わかりやすく言えば、捨てられる寸前のあらゆる洋服を燃料や資源にリサイクルするという画期的なものです。
   
技術だけではリサイクルは広がらないということで、”BRING”とブランド化して「消費者が楽しめるリサイクルプロジェクト」も実施しています。プロジェクトメンバーには日本を代表する企業も数十社参加。リサイクルの輪を広げています。
   
NEST2017での登壇を通してオーディエンス、そして社会に伝えたいことは?
   
今回登壇するエコシステムビルダーの皆さんは素晴らしい方々ばかりで、肩を並べられていることは大変光栄です。Morning Pitchが彼らに秀でているところを1つ挙げるとすれば、その開催回数です。190回の開催、累計800社のベンチャー企業が登壇、累計2万人の来場は、ベンチャー企業と応援してくださる方々と作り上げた数字で、誇りに思っています。
   
その中でも日本環境設計は、リサイクルという普遍的なテーマに技術とプロジェクトの両側面から挑戦している素晴らしい会社です。日本環境設計はリサイクルの、Morning Pitchはベンチャー企業のエコシステム作りに挑戦しています。2つのエコシステム創りに、是非ご注目下さい。
   
   
   
   
Morning Pitch について
   
ピッチイベント「NEST STARTUP CHALLENGE」について
http://nest.jane.or.jp/pitchevent/
   
企画プロデューサー奥田氏のインタビュー記事はこちら
   
<エコシステムビルダーへのインタビュー>
Osaka Innovation Hub (OIH) /proposal/event/4294.html 
Infinity Ventures Summit   /proposal/event/4299.html 
   
   
   
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