12月14日、板橋第三中学校で重松大輔・スペースマーケット代表取締役を講師に出張授業を行いました

12月14日、板橋区立板橋第三中学校にて、当連盟会員である株式会社スペースマーケットの重松大輔・代表取締役を講師に、出張授業を行いました。スペースマーケットは、会議室・カフェ・ホール・古民家等、多様なスペースを貸したい人と借りたい人をマッチングするサービスを行っている、今、大注目の企業です。(株式会社スペースマーケット:https://spacemarket.com/
今回はその創業者である重松様に、学生時代から起業に至るまでの経緯を通じて、働く上で必要なこと、生きる上で大切にすべきこと等について、中学生たちに語っていただきました。
   
   

講師:重松大輔様(スペースマーケット代表取締役)
   
      
重松様は、高校時代はラグビー部キャプテンの経験を通して、多様な人間がいる中で集団を一つにまとめあげていく方法を知り、また大学時代はテレビ局ADのアルバイトを通じて、「稼ぐ」ビジネスの基本を学んだと言います。大学卒業後、大企業に就職するも、10年後の自分のポジションや仕事の中身が予測できてしまう安定性の中よりは、先が分からなくても自分の手で新しいものを創り出せる環境の方が面白いと考えて、起業の道を選んだそうです。
   
   
   
   
大企業を飛び出して最初に関わったのは、自分たちで撮った写真をインターネットを通じて購入できるサービスでした。当時はネットを通じた写真の購入など考えられなかった時代ですが、「絶対に将来はネットが主流になる」という思いで働いていたそうです。
仕事をしていく中で、使われていない遊休の「スペース」があまりに多く、それを有効活用したいと考えてスペースマーケットを立ち上げた重松様は、このような自身の経験を例にとり、「時代の流れを読み、変化に対応すること」「新しいものを使いこなしていくこと」「常に未開拓の領域に飛び込むこと」「面白い人が集まっている所に身を置くこと」等、働く上で重視すべき事柄を強調されました。
また、「小さな約束を守ること」「身近な人を大事にすること」「健康に気を付けること」等、生きていく上で大切にすべきことも挙げられました。
   
講演後の質疑応答では、「社長業で大変なことは?」「人生で一番楽しかったことは?」「一日の睡眠時間は?」など20人以上から質問が出て、生徒たちの関心の高さに驚かされました。学生時代も社会人になってからも、その時々の「今」を全力で駆け抜ける重松様の言葉は非常に説得力があり、これから自分の将来に向き合っていかねばならない生徒たちにとって大きなヒントになったのでは、と思います。
   
今回、出張授業の場を提供してくださった板橋第三中学校の皆様、板橋区教育委員会の皆様、講師をお務めいただいた重松様、講演を聞いてくれた生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
   
新経済連盟「新経済人育成貢献PT」では、引き続き、「出張授業」を行なう小・中・高校を募集しております。ご希望の学校は、ぜひお気軽にご連絡ください。
   
   
   
提言・ニュース