「IPv4 address Exhaustion」が開催されました。

2011年6月24日に6月度勉強会「IPv4 address Exhaustion」が開催されました。IPv4アドレスが枯渇したと言われている今日、数々のご講演をされている伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 大元 隆志氏を講師にお招きし、詳しくお話をいただきました。

まずは、IPv4アドレスの枯渇の要因とその影響について、「IPv4アドレスとは」というところから、管理状況、それぞれの枯渇状況、主にどのような影響がでるのか、と対策方法のご説明をいただきました。影響については、会員各社の自社および自社サービスへの影響がわかりやすいように、各レイヤー別に具体例を示していただきました。

その後、対策の1つである、IPv6アドレスの導入について、「IPv6アドレスとは」から、IPv4アドレスとの違い、対応策の種類とその方法、選択基準についてご説明いただきました。こちらでは一般的なお話に加え、技術的な観点からのお話もしていただきました。

最後に、固定網とモバイル網の現状として、それぞれの対応状況、スマートフォンの需要への対応、企業ネットワークとIPv6対応についてのお話をいただきました。質疑応答では、一般的なものから技術的なものまで複数の質問がなされましたが、どの質問者の方も、また質問者以外の方も大変納得される内容となりました。

ご参加された皆様ありがとうございました。
次回の7月の勉強会は「物流について(仮)」をテーマに開催予定です。詳細が決まり次第ご案内申し上げますので、是非ご参加ください。

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