第4回モバイルプラットフォーム研究ワーキンググループを開催しました。

2011年7月20日に第4回「モバイルプラットフォーム研究ワーキンググループ」が開催されました。Mobile Creators Summit(MCS)との共催で、2団体合わせて総勢約120名が参加されました。

今回は、アプリのマーケティングの観点からのお話を伺いました。

まずはメディアサイドから、株式会社ベストクリエイトのお二人iPhone情報ポータルサイト「ミートアイ」編集長の大淺 裕介氏、Android情報ポータルサイト「ミートロイド」編集長渡辺 圭典氏より、iPhone、Androidそれぞれのアプリについてご講義頂きました。端末の世界・国内シェアの動き、アプリの人気・評価ランキングにあわせ、大淺氏より、iPhoneが日本で発売されてからの3年間の上位アプリの傾向、App storeの現状、App storeで勝つためおよびランキング上位を狙うための秘訣についてお話し頂き、渡辺氏より、Androidアプリ国内マーケットの比較、iPhoneで成功したアプリをAndroidでも成功させるには、Androidアプリのキーファクター、等のお話を頂きました。

最後にマーケティングサイドから、クエリーアイ株式会社代表取締役の水野 政司氏より、分析事例とアプリビジネスに活かす方法についてご講義頂きました。アプリの成功例と失敗例について、実在アプリの分析結果を元に対比してご説明頂いたり、幾つもの実際の成功事例にあわせ、何をキックにランキングが上がったか、等をお話し頂いたりしました。

質疑応答では、マーケティングのコストの目安、新作アプリをメディアに取り扱ってもらうコツ等の質問があり、3名の講師の皆様よりそれぞれ有用なご回答を頂き、司会進行のAppBank代表村井 智健氏も回答に加わってAppBankではどうか、というお話をして頂ける場面もありました。

台風でお足もとの悪い中、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。今後も定期的に開催してまいりますので、是非ご参加ください。

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